夫用アランカーディガンの編み直し

昨年、長い時間を掛けて夫用に編んだアランカーディガン。

作冬は暖冬だったせいもあり、ほとんど着ることがなかった悲しき私の大作。

出来上がり当時は納得したはずなのに、見返すとやっぱりどこか腑に落ちない。。。

年々ふっくらしてくる夫。(自分の事は高い高い棚に上げています)

そして元々、超なで肩な夫。カーディガンを着せてみると、パツパツで微妙。。。

しかもマル首だと前にずり落ちとてつもなく、だらしなく、イヤラしく見えてしまいます。

そこで、意を決して全お直し！！

針の号数を1号上げて、目数も増やして全てのパーツをワンサイズアップ。

前立ても倍の太さに。

そして1番の問題点。衿の形をどうするか。。。

マル首が似合わぬ夫。

最初は 引き返し編みで衿を編んでみたのですが、敢え無く失敗。

まだまだ首元が開きすぎでした。

結局衿を別編み、しかもダブルにして、がっちりとさせました。

これが大正解！この形が夫の体型には1番しっくりと落ち着きます。

少し折り返しても良し、立たせても良しの大きさに仕上がりました。

基本のパターンは " 2012 毛糸だま No.156 " から。

使用糸 Jamieson's / Shetland Heather / Loden

針 5.5mm / 4.5mm

自分自身がこのカーディガンに抱いていたモヤモヤしたものもスッキリと解消。

ちゃんと編んだつもりでもどこかモヤっとする所があると、当然着なくなってしまいます。

妥協せずにしっかりと仕上げる。自分に合ったものを見極める。

今回、基本的なことですがとても大事なことを学んだ気がします。

私の密かな願い、"セーターをサラリと着こなす大人な男になって欲しい！"

と、いうことで今シーズンはもう1枚夫用に編む予定です。

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